受験体験記 Class of 2018

1なぜOxford Said Business Schoolか(Why Oxford)?

各在校生のWhy Oxford?は下記の通りです。Why Oxfordをエッセイやインタビューにどの様に盛り込んだか、生の声を記載しているので、ぜひ参考にされてください。

 

(金融・社費)

  • 純ドメながらも、これまで仕事上どのように海外と関わってきたのか、今後どのようにMBAでのインターナショナルな経験を生かしていきたいのかをロジカルに説明できるようにしました。

  • また、Social impactに重きを置く校風を考慮し、金融を通じて社会に貢献したいという点を強調しました。

 

(商社・社費)

  • 総合大学ならではの学際的アプローチと、総合商社としての当社の特徴と課題がフィットすると感じ、社費ということもあり、これをWhy Oxfordのコアストーリーとした。

  • 企業と投資家のいわゆるshort-termismの是非を深堀したかったので、資本主義の将来といった深遠なテーマから、ファイナンスの実務的課題(資本政策、ペイアウト理論)まで幅広くカバーできることを事前調査し、エッセイに盛り込んだ。

  • 自身の海外経験(学生・社会人)を踏まえ、多様性を束ねる経験が必須とし、当プログラムの国籍と専門性の多様さは稀有として、こちらもコアストーリーとした。

  • 英国在住時代からオックスフォードファンだったので、世界中から、ビジネススクール単科でなく、「あえて」オックスフォードに来るクラスメイトが集まるということに魅力を感じた(←キャンパスビジット時のエピソードで肉付け)。

 

(金融・社費)

  • 学校としてはSocial Impactに力を入れていることを売りにしているが、自分のこれまでの投資銀行分野でのキャリアや、社費派遣であり卒業後も同部門に戻るつもりであることを考慮し、変に学校のミッションに阿るようなことを書いてもしょうがないと考えたので、自分が担当した資金調達やM&Aの案件がどのように日本経済や社会に貢献したかを中心に記載。また、その中で比較的大型のIPOプロジェクトでのリーダーシップの経験をアピール。

  • 加えて、実家が自営業を行っており当方の学生時代に倒産をした経験があったため、こうした経験が日本の企業の成長を投資銀行が提供可能なプロダクトを通じてサポートするという高いモチベーションにつながっている旨も記載。

  • 最後に志望度の高さをアピールするために学部留学時代からオックスフォード大学に憧れを抱いていたことや事前にビジットもしていたので授業の印象等についても記載した。

 

(商社・私費)

  • ベタではあるが、先ず、自分のバックグラウンド/MBAで得られるもの/After MBAがロジカルにつながるようにネタを用意した。その上で、MBA2017-18のエッセイ課題は、自分が当プログラムのMission(世界を変える人を作る)にどう合致するかを問われるものであったため、それに合うように上述のストーリーを多少お化粧した。

  • 具体的には、政府で日本企業の海外展開を後押しした経験があるのと、商社時代に中東に駐在して北アフリカ/中東地域のエネルギー需給を分析したことがあるので、「日本の発電技術や発電プラントをこれらの地域に展開させるのを後押ししたい。本邦企業の営利追及も行うが、同時に、これらの地域の経済発展にも資するという意味で当プログラムのミッションに合致する」という形にした。

 

(事業会社・社費)

  • 当ビジネススクールのmissionとの関係上、(嘘でもよいので)MBA後にビジネスを通して何らかの社会貢献をしたい、ということをアピールするとよい気がします。

  • 個人的に純粋なhard skillを学ぶ上ではどのschoolに行っても大体同じだと思った→どうせならsoft skillの観点から特別な経験がしたい→この点、総合大学の一部 であり 、college制度を持つOxfordが一番、というようなことを(それらしく)盛り込みました。

 

​(官公庁・社費)

  • パブリックセクター出身ということもあり、「ただの金儲けには興味ありません!この中に社会をグローバルに変えたいやつがいたら私のところに来なさい!」と言わんばかりの方針に、フィット感を覚えました。実際、卒業生の10%はSocial Impactに進んでいます。

  • Finance Labに代表されるように、英国で一番ファイナンスに力を入れているので、ファイナンス業界の片隅にいる身として、フィット感を出しやすかったです。

  • 実践的なプログラム(Entrepreneurship Programme、Strategic Consulting Programme)の存在。

  • カレッジ制。学部の垣根を越えてネットワークを広げられるのは、LBSとの差別化要因になる=スクール側の"売り"でもあるので、とりあえず言及しておいて損はないです。

 

(コンサル・私費)

  • 主にダイバーシティ(起業家・社会起業家など変わったバックグラウンドの人が多い、総合大学なのでMBA以外の学生もいる)とスクールブランド(大学全体ではTimes世界大学ランキングで2年連続1位)に惹かれました。

  • 社会にインパクトを与え、世界を変えるリーダーを育てると謳っている学校であるので、エッセイにはコンサルティング業界で働いていた自身の経験から、コンサルティング業界が抱える現状の課題を書き、その上で課題解決の為の新しいコンサルティングプラクティスを生み出し、実行するThought Leaderになるという旨の事を書きました。

 

(事業会社・私費)

  • Why Oxford

    • Social Integration)という自身の関心分野を掘り下げて考える上で理想的な環境(研究、社会起業の両側面において)。

  • Why now

    • 日米での実務経験(5.5年)をレバレッジしたいという思い。また英国国民投票、米国大統領選挙後ということで、上記分野に関する研究が盛り上がっているというベストタイミング。

 

総合して、「イギリスという土地」、「ファイナンスの強み」、「総合大学の多様性」、「社会起業・Social Entrepreneurshipへの注力するMBAプログラムという珍しさ」といった志望動機に大別され、それらを自身のこれまでの経験や将来のキャリアと肉付けしながら、エッセイ・インタビューに臨んだことが伺えます。

2.どのラウンドで出願するのが有利か?

 

一般論ですが、(英語等の出願要件が揃っている前提で)早いラウンドで出願した方が有利であることは確かです。大学公式見解としても、早いラウンドの合格者の方が、カレッジ・寮の選択肢が豊富であり、かつ奨学金が付与されるケースが多いことから、早期出願を推奨しています。ただし、英語スコア及び出願書類がしっかりしていれば、例年、後半ラウンドで合格している方がいることも事実です。2017年度入学生の出願ラウンドは下記の通りです(2018年度以降入学生の出願スケジュールとはやや異なりますのでご留意ください)。

 

Round 1~2(2016年9~10月)  :5名

Round 3 (2017年1月)             :2名

Round 4 (2017年3月)             :2名

3.社費・私費で有利不利はあるか?

 

過去数年を見ても、日本人入学生の社費:私費の割合は半々であり、特段社費が有利であるということはありません。

4.キャンパスビジットは行った方が良いか?

時間と費用が許せば、オックスフォードに限らず、キャンパスビジットを行うメリットは大きいです。特にオックスフォードでは、通常のキャンパスビジット同様、校舎や授業の見学、アドミッションと個別面談ができることはもちろん、在校生の都合が許せば、オックスフォード生活の大部分を占めるカレッジも見学が可能です。歴史あるカレッジを実際に見て頂き、オックスフォード生活の一端を知って頂くことは、出願やインタビューにおいて貴重な材料となるでしょう。キャンパスビジットにご興味がある方は、こちらのページをご覧ください。

5.日本人在校生のプロフィールは?

Class of 2018の日本人学生は9名おり、全校生徒の約3%弱となっています。

  • バックグラウンド 官公庁2名、金融2名、商社2名、事業会社2名、コンサル1名

  • 年齢 28歳~37歳(全校生徒平均は29歳)

  • 社費:私費の割合 社費6人、私費3人

  • 単身:帯同の割合 Class of 2018はたまたま、全員が単身者となりましたが、過去はご家族を帯同される方も数多く、ご家族で、都会の喧騒とは違う、落ち着いたオックスフォードの生活を満喫された方が数多くいらっしゃいます。また、MBAの同級生の中には子供連れもおり、小さい子供を帯同しながら学ぶ環境も十分整備されています。

6.日本人在校生のTOEFL/IELTS平均スコアは?

オックスフォードMBAプログラムの英語要件は、TOEFL110、IELTS7.5以上、かつ単元毎の要求も厳しく、英語に高いハードルを設けていることは事実です。Class of 2018の在校生も、海外大学卒で英語要件を免除されている人物を除けば、全員が出願にIELTSを利用しています。

日本人在校生のIELTSのスコア実績に関しては、以下の通りです。
Overall 7.5:5名
Overall 8.0:2名
Overall 8.5:1名
 

7.日本人在校生のGMAT平均スコアは?

全校生徒のGMAT平均は約690点となっており、現在の日本人在校生の平均も687点となっています。学校側の公式見解としても650点以上を推奨としています。ただし日本人に限らず、全校生徒の中はGMAT 650点未満でも合格をしている方もおり、必須条件ではありません。経歴や志望理由でアドミッションにアピールできれば、挽回することは十分可能です。

8.出願要件にあるGPA3.5以上は必須条件か?

GPAに関してはそこまで重視されている様子はありません。日本の成績換算システムは欧米の大学とやや異なっており、GPA 3.5以上を出願前提条件と捉えられる必要は無いかと思います。

9.インタビューは現地で行った方が良いか?

Skypeの面接も選択可能としており、必須ではありません。一方、オックスフォードMBAの魅力はやはり大学街としてのオックスフォードの一部であることであり、インタビュー前に現地に赴き、少しでも街の雰囲気に触れて頂いた方が、インタビュアーに対してより具体的に志望度や自身のフィットを説明できるかと思います。